子ども連れなら旅育がおすすめ!メリットや成功させるポイントを紹介!

子ども連れなら旅育がおすすめ!メリットや成功させるポイントを紹介!
「子どもたちに、いろいろな経験をして欲しい」という願いを込めて、旅育(たびいく)を企画する家庭が増えています。
旅を通してさまざまな経験をし、子どもの興味や関心、価値観に広がりを与えて、共感力などを高めることが、旅育の目的です。
今回は、旅育をするメリットや成功させるポイントについて紹介します。
旅育とは?
旅行に関するさまざまな体験を通して学びを得たり、気づきを深めることができる旅育は、ただ旅行に行くのとは少し違います。
旅育には、押さえておきたい3つの要素があるので、覚えておきましょう。
1.非日常体験や異文化との出会い、旅先での交流などの「旅の体験」
2.家族や友人と共通の体験をして思い出づくりをすることや、日常では経験できないくらい長時間ともに過ごす経験などの「人との時間共有」
3.地理・歴史教育、郷土教育、国際化教育職業教育といった「旅を素材とした教育」
旅育を企画する際には、この3つのポイントを意識しながら旅行計画を立てましょう。
旅育のメリット
旅育のメリットには、次のようなものがあります。
・親子の絆を深める
親子で一緒にさまざまな体験をすることで、家族の絆が深まります。
「こんな経験、初めて!」と、親も子も一緒になって感動できる体験や、アクティビティをぜひ入れるようにしてください。
・子どもの視野を広げる
日常生活ではなかなか触れられないような自然や歴史的価値あるもの、芸術などに触れるチャンスが、旅育にはあります。
本物に触れることは子どもの感性を刺激し、さまざまな興味や関心につながる効果が期待できます。
・自分の可能性が広がる
親も子どもと一緒になって学び、体験することで、新たなる気づきがあるのが旅育の面白いところです。
親が楽しむ姿を見ることで、子どもも旅育を楽しむことができ、親自身も今までにはない視点や考え方、深い気づきを得られます。
旅育を成功させるためのポイント
旅育を成功させるためには、コツがあります。
・旅の目的や準備を一緒に考える
旅の計画段階から子どもも参加させるようにし、行き先やプラン、持ち物などの準備も一緒に行うようにしましょう。
親に言われるがまま観光地巡りをするのと、子どもが主体性を持ってプランを立てた旅行に行くのでは、意味合いが大きく違ってきます。
・責任ある役目をお願いする
子どもにも責任ある役目をお願いすることで、自分もこの旅行メンバーの一員であるということを自覚するようになります。
積極性や責任感も生まれるため、重要な役割を与えるといいでしょう。
そして、しっかりと役割を果たしたら、たくさん褒めてあげることが重要です。
役割を任され、達成できたら褒められるという経験は、子どもの記憶に残る経験となります。
・人とのふれあいを大切にする
旅先で出会った人とのふれあいを楽しみ、大切にするのも旅育の醍醐味です。
さまざまな社会情勢を受け、なかなか難しいですが、旅先で出会った他の家庭の子どもや地域の人たちと交流した記憶は、子どもにとって忘れられないものとなります。
交流を楽しむためにも、挨拶や交通ルールなど基本的なマナーを守ることを教え、その地域の人と気持ちよく交流できるように準備を整えておきましょう。
・思い出をつくる
旅育ではぜひ、旅行の後にも思い出を振り返って楽しめるように、思い出の品となる作品づくりをしたり、旅先から自宅に手紙を送ったりしておきましょう。
旅育は大人も子どもも新しい世界と出会うチャンス!
旅育の魅力は、子どもに学びの場を与えながら、大人自身も楽しめることにあります。
旅育に初めてトライする場合、スケジュール通りに動くのは難しいかもしれませんが、できる範囲で子どもの希望も聞き、計画を立ててみてください。
山の上から眺めた星空や、川で魚を見た記憶は、忘れられない思い出となるでしょう。