【子供に話したい星空の豆知識】3月に見える星座とまつわるギリシャ神話3選

きれいな星空を見たら、子供と星座の話しをしたいと考える方も多いのではないでしょうか。そこでこの記事では、3月の星座とそれにまつわるギリシャ神話を3つご紹介します。

【3月の夜空に見える星座①】おおぐま座

おおぐま座は春を代表する星座とも呼ばれており、熊の姿をしています。
北斗七星はおおぐま座のしっぽ部分になります。
おおぐま座は一年を通し、北の空に見つけることができます。
そのため古来より北極星に位置を見つけるための目印となっていました。
北斗七星のβ星とα星の距離を、その方向に向かい5倍ほどのばすと北極星が見つかります。
また時間や航海の位置を測るためにも使用されていたそうです。
全88個ある星座の中で、3番目に大きい星座です。
紀元前1200年ごろには既に生まれていたとされる、古い星座といわれています。

おおぐま座にまつわる神話

月と狩りの女神であるアルテミスには、カリストと呼ばれる女性が仕えていました。やがて主神ゼウスに気に入られ、息子であるアルカスを授かります。
自分に仕える誓いを破られたアルテミスは怒り、カリストを熊の姿に変えてしまいます。
そして月日は流れ、成長したアルカスと熊に変わったカリストが森で出会いました。息子に気づいたカリストはアルカスを抱きしめようとしますが、狩人に成長したアルカスは、カリストに弓を引きます。
それを哀れんだゼウスによって、天に召し上げられ、カリストはおおぐま座に、アルカスはこぐま座になったといわれています。

【3月の夜空に見える星座②】カシオペア座

カシオペア座は大きな「W」の形をしています。おおぐま座の反対に位置しており、北の方角を探す目印として使われます。カシオペア座の外側の2つずつの星をそれぞれの結び線をのばします。ぶつかった点と真ん中の星を結んでのばすと、北極星が見つかります。カシオペア座付近には天の川が流れているので、たくさんの星が見られます。

カシオペア座にまつわる神話

カシオペア座の元となったのは、古代エチオピアの王妃カシオペアとされています。カシオペアの娘であるアンドロメダはとても美しい姫でした。その美しさをカシオペアがあまりにも自慢したので、神々の怒りを買い、アンドロメダを怪物くじらの生贄にしようとします。
そこにペガサスに乗ったペルセウスが通りかかり、怪物くじらを退治します。そして怪物くじらはくじら座となり、星座のひとつとなりました。同時にカシオペアも、イスに縛られた状態で星座にされてしまったのです。

【3月の夜空に見える星座③】うしかい座

うしかい座は細長い5角形をした星座です。りょうけん座を従えており、こぶしをあげた巨人の姿をしています。α星であるアークトゥルスは、北の空で最も明るい星とされています。しし座のデネボラ、おとめ座のスピカとともに「春の大3角形」と呼ばれている星です。
またスピカと2つで「春の夫婦星」とも呼ばれています。アークトゥルスはギリシャ語の「アルクトウルス(熊を追うもの)」に由来しているといわれています。

うしかい座にまつわる神話

うしかい座のモデルは諸説ありますが、一説には天空を両腕で支えていた巨人アトラスといわれています。アトラスは巨人族のタイタンのひとりです。マウリタニアという国を治めていました。
しかしゼウスとの戦いに敗れ、天空を支える罰を与えられたのです。その後アトラスは、メデューサを倒したペルセウスに石に変えてほしいと頼みます。アトラスを哀れんだペルセウスは、メデューサの首で彼を石に変えました。それを見たゼウスが天にあげ、星座にしたといわれています。

豆知識を覚えて天体観測をより楽しむ

星座はそれぞれにまつわる神話があり、子供との話題作りにはぴったりの豆知識です。ぜひこの春は子供と空を見上げて一緒に星座を探してみてはいかがでしょうか。

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