【家族から「パパ凄い!」が聞けるかも!】温泉旅行中に車内で話したくなる雑学3選

こちらでは車で家族旅行をする際に、車内で話せるトリビアを紹介します。「パパって物知りで凄い!」と言われる内容があるかもしれませんので、旅行のときにぜひ披露してみてください。

【今すぐ話したい雑学①】頭にタオルを乗せることに意味はある

温泉などの公衆浴場では、タオルを浴槽に入れるのはマナー違反です。入浴中にタオルの置き場所に困った場合は、頭の上に乗せてみてはいかがでしょうか?

「タオルを頭の上に乗せると、落とさないように無意識に首や肩に力が入って肩がこる」などという話もありますが、それはあくまで「小さく折りたたんだタオル」を乗せた場合です。大きく広げて頭全体を覆うようにすれば問題ありません。

また、冷水にタオルを浸けて冷たくし、水滴が落ちないように絞ってから頭に乗せるのがおすすめです。冷たいタオルが頭を冷やしてくれるため、のぼせにくくなり、より長くゆっくりと温泉を楽しむことができます。

冬の露天風呂の場合は、熱いタオルを頭に乗せると効果的です。冷たい外気と熱いお湯によって血圧の変動が激しくなるため、熱いタオルによって抑えることができます。

なお、寒い場所のお風呂に入るのであれば、頭からお湯をかぶる「かぶり湯」もおすすめです。お湯をかぶることで頭の血管を広げられるので、立ちくらみの防止に繋がります。

【今すぐ話したい雑学②】正しい温泉のマナー

家族旅行のときに子供に教えておきたいことの1つは「温泉の入浴マナー」です。ここでは入浴時のマナーについて紹介します。

入浴前に水分補給

入浴後の水分補給は大事ですが、お風呂に入るとかなりの汗をかくので、入浴前にも予め水分補給をしておきましょう。入浴の15分程度前に、できればスポーツドリンクやビタミンCの入った飲み物を摂取することがおすすめです。 これらの飲料には湯あたりを防止する効果があります。

かけ湯

湯船に入る前に必ずかけ湯をします。かけ湯には身体の汚れを落とす目的もありますが、温泉に身体を慣れさせる効果があります。 心臓に遠い手先や足先などから順番にかけ湯をしていきましょう。

身体を洗うのは入浴後

もちろん湯船に入る前に身体の汚れは落としますが、本格的に身体を洗うのは湯船から出た後がおすすめです。刺激を与えないように手で優しく身体を洗うと美肌効果を得られます。

濡れタオルを頭に乗せる

冒頭でも説明しましたが、タオルを湯船に入れるのはNGです。暑い場所では冷たいタオルを、寒い場所では温かいタオルを頭全体に乗せて湯船に浸かりましょう。

【今すぐ話したい雑学③】温かくなくても温泉

「温泉=温かい」と思っている人が多いのではないでしょうか。確かに温泉は「温かい泉」と書きますし、温泉マークにも湯気が描かれています。

しかし「温泉法」という法律では、温泉の定義を以下のように定めています。

  • 地中から湧出する温水、鉱水及び水蒸気その他のガス(炭化水素を主成分とする天然ガスを除く)
  • 温泉源から採取されるときの温度が「摂氏25℃以上」、または法で定めた物質が1kg中1g以上溶存していること

このため25℃を少し超えた程度の温かくない温泉も存在しますし、溶存物質が1kg中1g以上あれば25℃を下回っていても問題ないため、水のように冷たい温泉も存在します。

例えば大分県には13~14℃の温泉や、長野県には気温2℃のときに泉温も2℃という、ものすごく冷たい温泉が実在します。そういった温泉では加温されていない冷たい湯船に入ることも可能です。

大抵の場合は加温してある湯船か、身体を温めるストーブなどが冷たい湯船の近くに別途設けられています。

ちなみに公益社団法人日本プールアメニティ協会によると、プールの水温の目安は22℃程度、遊泳に適した水温は26℃~31℃程度とのことです。 25℃を下回る温泉は「お風呂」というイメージを持ちにくいと思いますが、機会があればチャレンジしてみてはいかがでしょうか

退屈な車内も「学びの場」に

温泉に関する雑学やマナーを3つご紹介しました。知っておくとためになることもあるので、車内の話題に困ったときにはこういった雑学を披露してみるのもいいでしょう。