【子供が一緒のスキー場で注意したい】安全にスキー場で楽しむための心得3箇条


スキー場には楽しいことがいっぱいありますが、気をつけなければならないことがあります。 ここでは子供がスキー場で安全に過ごせるように、親として覚えておきたいことを3つお伝えします。
スキー場で子供の安全を守るための注意点①:目を離した際の迷子トラブル
まずは家族旅行につきものである「迷子」のトラブルについて説明します。
スキー場はかなりの広さがあり、シーズンになると多くの人が訪れる場所です。少し目を離した隙に人混みに紛れて迷子になる可能性もあります。スキー場によっては電波が届きにくい場所もあるため、たとえ子供に携帯電話を持たせていても安心できません。
もちろん迷子を防ぐには目を離さないことが大切ですが、親も完璧ではないため、うっかり目を離してしまうことも残念ながらあります。 万が一に備えて、以下のような対策をしておくことをおすすめします。
GPSで子供の行方がわかるように
最近は迷子防止グッズとして、GPSなどを利用したものが市販されています。 そういったグッズを身に付けさせておけば、万が一のときでも子供の居場所がわかります。
親の連絡先を身に付けさせておく
子供が誰かに保護されたときのことを考えて、子供には親の携帯などへの連絡先を身に付けさせておきましょう。
他の子供と見分けがつく格好をさせる
親はもちろん、他の人からでも見分けがつくようなわかりやすい服装をさせてください。 人混みに紛れた我が子をいち早く見つけられます。
スキー場のスタッフに伝えて探してもらう
自分たちだけで探そうとはせず、何かあったらためらわずに早めにスタッフを頼りましょう。このとき、目立つ格好をさせておけばスタッフがそれを目印に探しやすくなります。 さらに、その日の子供を写真に撮っておけば、スタッフに服装などを説明しやすいはずです。
スキー場で子供の安全を守るための注意点②:スキーやスノボはプロに教えてもらう
「スキーを子供に覚えさせたい」という願いから、親が子供にスキーやスノーボードを教えることもあるでしょう。
しかし親は基本的に「教えるプロ」ではありません。
子供の方も親が教えた場合、甘えが出てしまって真面目に話を聞かない可能性があります。また、子供がスキーを好きになるかどうかは最初が肝心です。痛い思いや怖い思いをすると、スキーそのものを嫌いになってしまうおそれもあります。仮に子供がスキーを気に入ったとしても、親が間違って覚えていることをそのまま受け継いだ場合、それが原因で思わぬ怪我をしてしまうかもしれません。
これらに対して、スキーまたはスノボスクールのインストラクターは教えるプロです。子供の相手にも慣れているので、子供たちはスキーやスノボの楽しさを知りながら、正しいスキルを身に付けていきます。
また、スクールでは他の子供と一緒に練習するので社会性も身に付つけることができます。スクールに通わせることによって、スキーやスノボの技術にとどまらない成長が期待できるのです。
スキー場で子供の安全を守るための注意点③:体調の変化に要注意
子供が雪遊びに夢中になり、長時間遊んでしまうと体調を崩してしまうかもしれません。子供は体が小さいので熱が外に出ていきやすく、体温調節機能もまだ発達していないのです。雪の中を転がったり手袋が濡れたまま遊んでいたりすると、より早く多くの体温が奪われてしまいます。
また、子供は大人と同じ距離を歩くにも歩幅の関係でたくさん足を動かさなくてはならず、疲労も蓄積しがちです。体が冷えて疲労がたまると、風邪を引きやすくなりますし、風邪がきっかけでもっと悪い病気になる可能性もゼロではありません。 子供の体調管理のために、時間を決めて休憩するなどの対策を行うことが大切です。
スキー場では安全に注意して楽しい家族旅行を
上記のほか、スキー場には高速で滑る人もいるので、子供がぶつかって怪我をしないように細心の注意を払うことも忘れてはいけません。 安全に配慮してスキー場で子供と楽しく遊びましょう。