withコロナのマイカー旅行

旅行のありようがすっかり変わってしまった2020年。ひごとに変わる状況に感染症対策や旅行に対する考え方もひとそれぞれ、大きな温度差があるのがこの夏です。
そんな状況ですが、家族旅行.COMは家族旅行についての情報を発信するメディアですので、感染症の拡大に気をつけながら旅行を楽しむための情報をお届けしたいと思います。
マイカー旅行での感染症対策
コロナ禍での旅行をするといった際、人との接触をなるべく避けるためにマイカーで旅行をするという方も多いのではないでしょうか。
確かに、公共交通機関を利用すると駅や空港などで予期せぬ接触をしてしまう可能性があります。しかしマイカーでもサービスエリア(SA)やパーキングエリア(PA)など、他者と接触しないわけにはいかない場所もあります。
現実的に接触ゼロは難しいことですが、SA/PAの利用の仕方で密や接触を大きく減らすことは可能です。そんな利用法をご紹介してみたいと思います。
SA/PAの違いとは?
最初に簡単にサービスエリアとパーキングエリアの違いを整理してみましょう。NEXCOによればSAとPAは以下の様な違いがあるそうです。
SAは、人と車が必要としているサービスを提供できる休憩施設です。例えば、人が必要としているサービスとしてはトイレや休憩所、車が必要としているサービスとしては駐車場やガソリンスタンド等があげられますね。ただし、全てのSAでそういった施設があるのかといえばそうではなく、利用状況に応じて、レストランが無いSAやガソリンスタンドが無いSAもあります。
一方で、PAは、ドライバーの皆さんの疲れや緊張をとるためのサービスを提供している休憩施設です。トイレは全てのPAにありますが、売店やガソリンスタンド等は、利用状況などを検討したうえで設けるかどうか判断することになりますので、必ずしもあるわけではありません。逆を言えば、利用状況に合わせて、売店が充実していたり、ガソリンスタンドが設置されているPAもあるため、提供しているサービスの内容で、SAとPAを区別することは難しいんです。
https://www.driveplaza.com/safetydrive/mamechishiki/026.html
基本的に施設が充実していて大型の施設がSA、休憩を目的にした簡易な施設がPAということです。また、PAはだいたい15km間隔に一つ、SAは50km間隔を目安に設置されているということ。PAが二つ続くとSAが一つというイメージですね。
このような違いがあるのでサービスエリアには人が集まりやすく、密になりがち。一方でパーキングエリアは数が多く空いていることも多いという状況が生まれています。
SA/PAを上手く使う
混雑の状況に差を踏まえて休憩はパーキングエリアで、といってもせっかくの旅行ですので旅先の雰囲気を味わえる食事をしたい気持ちもありますよね。
あらかじめサービスエリアが混雑するのが分かっているのであれば、少し早めの時間にサービスエリアでテイクアウトフードを購入し、次の空いているパーキングエリアで食事や休憩をすることで、旅先の食事と安心を両立できるのではないでしょうか。
家族以外とのマイカー旅行で気をつけたいこと
マイカー旅行は家族だけでとも限りません。友人や恋人とということも考えられます。そんな時の気遣いとして車内の換気について知っておくと安心です。
家族以外の方を乗車させるときはエチケットとしてマスクの着用をするといったことははじめとして、エアコンを使用していても対角線上の窓を5cmほど開けておくと冷気を逃がさず効率よく換気ができます。運転席の窓と後部座席左側の窓と覚えておくと簡単ですね。
また、運転を交代する際はハンドルやシフトレバーなどを消毒することが望ましいと言われています。SA/PAのトイレもハンドドライヤーが使用禁止になっていますので、消毒用品はいつも以上に多めに持っていくのが安心です。